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テーマ:心のマンネリを吹き飛ばそう!

きょうは、やる気を出す心のマンネリを吹き飛ばすコツをお伝えしたいと 思います。

だいたい、大人も子どもも8割から9割の人は、やる気が出ないなーと聞いて、それって、 自分のことだと思うんですね。でも、定期テストがあるから、何とか、頑張るとか。子供の ために今日も会社で頑張るとか。なんで、やる気が起きないのか?

その理由の一つは、毎日が同じように見える。 毎日が日曜日 というわけではなくて、特に子供たちは毎日学校で忙しく時間割が組まれ ているんですが、何となく、なんで、これをやるのか?やってることの意義がみつからない。 そんなマンネリ感を感じやすいのが、4月の新学期から、少し慣れてきた6月頃ですね。 そんなマンネリ克服法 たぶん、お母さんたちは、勉強しなさい!と言わなくても、ゲーム ばかりしないで、机に向かいなさい!と言わなくても、子供が自分で机に向かってくれた ら!と願われていると思いますが、これは一番難しい。やる気は、教わって出せるものでは ないんですね。一度、やる気になったから、一直線に、走れるものでもなくて、努力して、 一生懸命、マッチを擦って、火をつけるようなもの。その都度、心を切り替える努力や習慣 を身に着けていくことがやる気のスイッチを ON にする秘訣です。 最初から、わくわくするような勉強や仕事やクラブ活動ばかりではないんですね。勉強もク ラブ活動も、大人も仕事も やっているうちに、面白くなってくる。 クラスや周りの友達との関係もマンネリして、疲れてくると、ギスギスして、いじめが増え たりするんですね。ちょっとした心のアレがクラスに広がったりするのも、この時期多いで す。 どうやって、心のマッチに、やる気の火をつけるか?


物や情報を整理整頓する。


たぶん、部屋を見渡すと、机の上に、物がごちゃごちゃに積みあがっている。最近は、本を 読むより、メールを見ることで簡単に情報を得るので、大切な情報か?ガラクタな情報か? 区別がつかない。 頭も視界も混線状態で、やる気が出ない。 特にテスト前、受験も同じですが、絞り込み・繰り返しが効果を高めるんですね。もう期末 テストの最中。でも、明日のテストなら、まず、混戦状態の頭を整理するために、とりあえ ず、机の上を整理してしまいましょう。いらないものを机の上から外してください。そして、 本棚に移動させる。明日のテストで必要なテキストだけ、ノートだけを残します。その中で さらに、優先順位をつけて、 とにかく、いらないものを減らして、今日一日でやれるものだけに、絞り込みます。 焦ると、広げたくなる。そして、やる気がなくなり、自信を無くする。 今日の明日というのは、少し、結果主義に陥りますが。普段から、情報・物の整理整頓を心 がけることで、意外に部屋や机の上がすっきりするとやる気が起きます。


小さな目標を立ててみること。


夢を描くことはとてもやる気がでるんですが。いきなり、夢なんて描けない。だから、やる 気が起きないんですよね。そんな時は、目先の小さな目標をできそうな一歩を決めてみる。 例えば、朝起きる7時。カーテンを開ける。深呼吸する。英語の単語3つはカードに書いて みる。 できた自分をほめてみる。3日続いたら、7日やってみる。1か月続けたら、3か月。する と、最初は難しくても、習慣になって、楽にこなせる。自信がつく。すると、やる気がさら に、湧いてくる。 小さな1歩を目標に向けて、今日進める。できなかったら、また、明日チャレンジしてみる。 やり方を変えてみる。忘れ物が多くて、先生に注意されて、やる気がなくなった。嫌になっ た。でも、玄関のドアに持ち物リストを張り付けて、朝玄関でチエックした。そしたら、忘 れ物が減った。それを自分で確認して、ほめてみる。嬉しくなって、やる気になる。 そんな風に、だれかに褒めてもらうやる気もあるけど、自助論で、自分でやる気のマッチに 小さく火をつける。心を切り替える努力や習慣を身に着けていくことが大事。 ひとのせいにしないこと・環境のせいにしないこと 梅雨時だから、やる気がしない。体がだるい。夜遅くまでゲームしてたからやる気が出ない。 あの子の一言が嫌でやる気になれない。テストの点数が良くなくて、この教科苦手、やる気 なくした。

平昌オリンピックで、スピードスケート女子 500 メーターの金メダルに輝いた小平 尚という方がおられます。3 度目のオリンピックでの金メダル。 インタビューで次のように語っています。 「遅咲きの花。いつ花咲くかは人それぞれ、違うかもしれない。1 年先か もしれない。もっと遠い未来かもしれない。でも、自分を信じることがで きた。どんな努力を重ねていったら、なりたい自分になれるかは想像でき たので。恐怖や不安なく目指している道を自分のペースで歩くことができ た。 自転車をこいでいるときに、ふと与えられるものは有限。求めるものは 無限と考えた。当たり前に与えられていたものの大切さに気が付いて、 でも、求めるものは自分が求めさえすれば無限にあると気が付いた。 両親は私がダメだった時も成績だけではなく私がやっていることを常に 認めてくれた。その感謝を両親に伝えたい。」と語っています。 ここにも、やる気のスイッチをONにする夢を叶える心の力のヒントやご 両親の教育の秘訣があるように思います。


人間関係で疲れてやる気が起きない

ひとりの時間を持つことがバランスとして、大切。自分の世界を持つこと。 一人になる勇気。図書館で偉人伝を友にする。ノートを一冊持って、公園で緑を眺める。自 然の小鳥の声・風の音を聞いてみる。 そうすると、自分の心に、心の中の内的空間が広くなって、逆に、周りの友達の自分とは違 う意見や個性を理解する心の器ができてくるんですね。 相手を自分と合わないからと言って、はじいたり、嫌いにならないで、気の合わない相手と もうまく付き合う心の実力がアップしていきます。 人間関係は、これも、一直線には、できないんですね。この人と楽しいな。時間をかけて、 共通の話題が見つかったり、共感したり、違いを知ったりして、距離をちじめていくには、 時間がかかる。


まとめ

今日は相手の立場になって考える心の力が身につく1冊をご紹介したいと思います。

ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっと、ブルー というプレディみかこさんの 英国で息子がかよった、緑に囲まれたピーター・ラビットが出てきそうな上品なミドルクラ スの学校ではなくて、殺伐とした英国社会を反映するリアルな中学。いじめもある、菅家も ある、眉毛もない強面のお兄ちゃんもいる。そんな中で起きる日常生活を書かれています。 その中の言葉 自分で、誰かの靴を履いてみること 。 11歳の息子さんの期末試験の問題 (日本の公民教育)どんな問題が出るの?めちゃ簡単。 最初の問題が、エンパシーとは何か? 楽勝、余裕で満点。 エンパシーって何?いきなりめちゃむつかしくないか?とお父さん。 なんて書いたの?「自分で誰かの靴を履いてみること」って書いた。これは英語の定型表現。 他人の立場に立ってみるという意味。日本語では、共感。 ĒU 離脱やテロリズムの問題や世界中で起きているいろんな混乱をぼくらが乗り越えてい くには自分とは違う立場の人々や自分と違う意見を持つ人々の気持ちを想像してみること が大事。 これからはエンパシーの時代と先生がホワイトボードにでかく書いたからこれは試験に出 るとピンときた!と誇らしげな息子。

自分がその人の立場だったらどうだろうと想像することで誰かの感情や経験を分かち合う 心の力。 これが、愛の心。いじめの反対の心。人間関係の疲れを吹き飛ばす友達を作る心なんですね

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